終身医療保険の三大疾病保険料払込免除の特約は必要か?不要か?

三大疾病特定疾病とも言われるになった時に、保険料の支払いが免除される三大疾病保険料払込免除特約が付けられる終身医療保険が主流になっています。

三大疾病とは、がん、急性心筋梗塞脳卒中の事ですが、保険料の支払いは免除されても保障は続くので、経済的な負担が軽減されると盛んに提案されています。

この特約保険会社によっては特則扱いが必要か不要か検討する場合は2つ注意が必要です。

1免除になる条件が違います

今までの条件の特約

がんがんと確定診断された時

急性心筋梗塞60日以上、労働制限を必要とする状態が継続したと診断された時

脳卒中60日以上、言語障害麻痺などの後遺症が継続したと診断された時

急性心筋梗塞脳卒中は60日ルールと言われるものです。60日継続していると言う事はよほどの状態です。だから、この特約の場合はは、がんになった時にしか使い物にならないと思っています。

新しい条件の特約

がんがんと確定診断された時

急性心筋梗塞開頭術、開胸術などの手術を受けた時、または継続して20日以上の入院をした時

脳卒中開頭術、開胸術などの手術を受けた時、または継続して20日以上の入院をした時

手術したり20日入院すれば保険料が免除になりますので、今までの条件に比べてはるかに免除になる可能性があります。

問題は、これらが同じ三大疾病保険料払込免除特約と言われている事です。

名前は同じでも中身が違うのです。パンフレットで十分に確認する必要があります。

2保険料の支払期間によります

いつまで保険料を支払うのかでこの特約が必要か不要かを検討していただきたいのです。

下の図は、三大疾病の患者数の推移イメージと、医療保険の支払期間を併記したものです。

参考にした厚生労働省の26年患者数を見ると、50歳までは患者数はなだらかに増加し、以降は増加率が次第に大きくなります。

私の個人的な見解ですが、60歳払いでは三大疾病保険料払込免除特約はそれほど必要性は感じません。

しかし、終身払いは、支払っている内に三大疾病になる確率がドンドン多くなっていくのが図で分かります。特約の必要性はあると思います。

しかし、ここで悩ましい問題があります。

終身払いを選択されるお客様は、保険料の安さで選んでいると言う事です。三大疾病保険料払込免除特約を付けたら保険料は当然高くなるのです。

では、終身払いで毎月いくら保険料は高くなるのか。

40歳で加入した場合、社は約600円、社も約600円高くなります。2000円〜3000円位の保険料でと思っているお客様には大きな負担になります。

以上の事をよく考えて三大疾病保険料払込免除特約を付けるか否かを検討していただきたいと思います。

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栃木宇都宮の

保険コンサルタント

五十嵐良太郎