香港myトピックス No.2367(三河国八ツ橋)

恩返しなのか体のいい便乗販売か真実は霧の中 っていう話・・・・・

2017年5月14日(日)9:00、バルコニーに干していた布団を取り込んでから出かけた・・・

名鉄ハイキングに参加するため、金山駅でJRから名鉄に乗り換えて新安城駅に向かう。

今日は9kmのコース。名古屋市営地下鉄主催の駅チカウォーキングとは少し雰囲気が違う。

いかにも9kmを踏破するという感じのコースで、沿線に名所旧跡が少ない。

それとも、神社仏閣を見つけると回り道して立ち寄ってゆっくり歩いた。

案内地図にある、最後の立ち寄りポイント無量寿寺では「かきつばた祭り」が行われていた。

奥の池に青紫の菖浦が咲いている。この寺は在原業平松尾芭蕉に縁のある寺だそうだ。

コース案内に従っていくと土産物屋があった。なぜか八ツ橋が売っている。

この祭りの為に京都から来たと言う、販売員♀に尋ねるとミニ冊子を見せて説明してくれた。

三河国の八ツ橋という土地で暮らしていた母子があった。幼い息子二人を必死で育てていた。

ある日、母の仕事場へ行こうと川を渡っていた兄弟が流されて亡くなってしまった。

それを機に出家した母親は、橋さえあれば流されることもなかったろうにと悔やんでいた。

ある日、母親の夢枕に立った僧が言った。

「明朝、八枚の板を用意しておくから、それで川に橋をかけてやるがよい」

翌朝川に行ってみると本当に板があった。母親は川に橋をかけて息子たちの菩提を弔った。

伊勢物語に書かれたこの話を読んで感動した、京都の西尾氏が橋に因んだ煎餅を開発した。

それが1689年のこと。だから今も、包装紙に「本家西尾八ツ橋」と書いてあるんだそうだ。

新入社員研修で覚えさせられたのかと黙読してしまった。

愛知県西尾市というところがあるけど、そことはまったく何の関係もない。

かきつばた祭りの為だけに、紫の生八ツ橋を作って売りに来るんだそうだ。

京都では売っていないと言われると食べたくなるのが人情というもの。

1パック250円を買って食べたけど、ニッキ味がしなかったというくらいで普通だった・・・・