【福島】夜の森の桜満開 大半は立ち入り禁止

夜の森、桜満開

大半は立ち入り禁止

福島・富岡

東京電力福島第1原発事故による避難指示が解除された福島県富岡町で、桜の名所として知られる夜の森地区の桜並木が12日、ほぼ満開となった。

 

桜並木は全長2.2キロ。

このうち1.9キロは放射線量が高いため原則立ち入り禁止の帰還困難区域に含まれ、訪れる人はほとんどいない。

 

50年間暮らした帰還困難区域内の自宅を引き払うことになり、後片付けのため移転先の同県郡山市から一時帰宅した小椋春男さん(81)は

「昔はもっと立派だった。手入れをしないから枝が傷んで少なくなってしまった」

と嘆いた。

妻富美子さん(76)は

原発事故後に桜並木を見たのは初めてで感無量」

と語った。

 

富岡町の避難指示は、帰還困難区域を除いて今月1日に解除された。

桜並木のうち、立ち入り可能な300メートルの区間では、7年ぶりのライトアップを16日まで実施する。