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破獄

吉村昭の名作がテレビドラマ化。主演は山田孝之、共演に吉田羊、北野武満島ひかり橋爪功などの豪華キャスト。4月12日(水)夜9時からテレビ東京系で放送。

昭和11年青森刑務所脱獄、昭和17年秋田刑務所脱獄、昭和19年網走刑務所脱獄、昭和22年札幌刑務所脱獄。

天才的な知力と行動力で歴史上例のない4回の脱獄を実行した無期刑囚・佐久間清太郎。

その緻密かつ大胆な脱走の全貌を描いていく人間ドラマ。

「事実は小説よりも奇なり」のなんと実話(@ ̄□ ̄@;)!!

4回の脱獄…毎回、独居房で手錠をかけられ、看守が頻繁に確認にくるような状況からの計画的脱獄。

しかも脱獄を成功させた佐久間に対し、刑務所側では「再びの脱獄は絶対させない」と毎回監視体制をエスカレートさせていき、「絶対に脱獄不可能」という状況へ。

…しかし、人間の行うことに100%の絶対も完璧もない。そして人間には誰しも心の隙というものが…

佐久間は驚くべき洞察力と計画力でそこを衝き、鉄壁なはずの監視をすり抜ける。

原作小説でも言及されていますが、佐久間のその驚異的能力が、脱獄という犯罪行為ではなく、何か社会に役に立つことに向けられていたら、と思わざるを得ません。

ちなみに、彼がそこまで脱獄にこだわる理由は

「嫌いな看守を懲らしめるため、その看守の当番の時に脱走する(看守は減俸などの処分を受ける)」

とか

「北の刑務所は冬が寒いので嫌だから*1

といった、どことなくユーモラスな動機。

また、脱獄後に再逮捕される時も、従順でなんとなく憎めない。

なお、テレビ東京系のドラマがこちら仙台で放送されるかは微妙。

ぜひ後日ソフト化をお願いしたいです。

(完)

*1:+_+

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