読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

【国内】少なくとも……

奈良大学の検査結果を見るに、少なくとも問題の曜変天目茶碗は、曜変天目特有の星の模様を後付けしたものではないということになりますね。

1種類の釉薬焼成される過程でできた模様ということなのでしょう。

なぜこのような模様ができるのかがよく分かっていない焼き物に対する真贋の判定ですし、茶碗そのものに傷をつけるわけにはいきませんので、このような検査に頼るしかないでしょう。

あとはこの茶碗がいつ焼かれたものなのかという点が問題となります。

表面の経年変化などは認められたのかが気になるところです。

最近焼かれた物ならば曜変天目を再現できたということでしょうから、それはそれですごいことですし、中島誠之助氏の言う通り鎌倉時代あたりに中国で焼かれた物ならば大発見です。

なおこの陶芸家の方、テレビを見て色味が違うと主張されたのが騒動のきっかけですが、そもそもテレビの映像はカメラからテレビまでの間に何重もの機器を挟んで画像処理していますので色味が変わります。

また分かりやすいところではテレビ自体もメーカーによって発色が違います。

テレビで見ただけで声を上げたのは早計でした。

現物を目の前にして専門家同士で議論すべきでしょう。

まあ、恐らく曜変天目の専門家を自負する方のようですから、引っ込みつかなくなっちゃったんでしょうが、BPOに申し立ては少々筋が違う気がします。

■なんでも鑑定団“茶碗を「国宝級」騒動”でBPOに申し立て 愛知の陶芸家ら

(産経新聞 - 03月02日 19:12)